ねずみがえし【ねずみ返し】 高床倉庫(たかゆかそうこ)の床(ゆか)直下の柱やはしごの上端(じょうたん)にとりつけられた板。登呂遺跡(とろいせき)においてはじめて発見され,形は円形ないし小判(こばん)形。長径(ちょうけい)60cmで中央に穴(あな)をあけた板を支柱(しちゅう)にはめこむ。ネズミが上ってきても板によってさえぎられ,もとへもどるという。コーチ 穀物(こくもつ)などをネズミの害(がい)からふせぐために効果(こうか)があった。