*ねったい【熱帯】 赤道を中心に南北に広がる,1年中高温な気候帯(きこうたい)。一般(いっぱん)に北回帰線と南回帰線にはさまれた地帯(ちたい)。熱帯(ねったい)は,降水量(こうすいりょう)が多く,赤道付近(ふきん)の1年中雨の多い熱帯(ねったい)雨林気候(きこう)と,雨季(うき)と乾季(かんき)をもつサバナ気候(きこう)とに大別(たいべつ)される。一般(いっぱん)に発展途上(はってんとじょう)国の地域(ちいき)が多く,なかには採集(さいしゅう)・狩猟(しゅりょう)・焼(やき)畑農業などを行っている地域(ちいき)も見られる。熱帯(ねったい)雨林気候(きこう)の地域(ちいき)は,高温多湿(たしつ)で耕地(こうち)には適(てき)さない。