ねつでんつい【熱電対】 2種(しゅ)の金属(きんぞく)線を両端(りょうたん)でつなぎ,一方の接触(せっしょく)点を低温(ていおん)に,もう一方を高温にすると,この閉(へい)回路に起電力が生じる。これを熱(ねつ)起電力といい,この2種(しゅ)の金属(きんぞく)線を組み合わせたものを熱電対(ねつでんつい)という。一方の接触(せっしょく)点を定温にたもち,他方の接触(せっしょく)点を測定(そくてい)物にあてて,熱(ねつ)起電力を測定(そくてい)すれば,これによって測定(そくてい)物の温度をもとめることができる。◇このように熱電対(ねつでんつい)のしくみを使った温度計が熱電(ねつでん)温度計である。