ねつのしごととうりょう【熱の仕事当量】 仕事と,仕事がすべて熱(ねつ)にかわったときの熱量(ねつりょう)との比(ひ)をいう。たんに仕事当量(とうりょう)ともいう。仕事をジュール(J),熱量(ねつりょう)をカロリー(cal)ではかったとき,この比(ひ)J は,J = 4.1855J/calとなる。国際単位系(こくさいたんいけい)(SI)では,仕事も熱量(ねつりょう)もジュール(J)を単位(たんい)としてはかるので,J は1である。◇1847年にイギリスのジュールが力学(りきがく)的(てき)に精密(せいみつ)に測定(そくてい)した。これをジュールの実験(じっけん)という。