のうかんき【農閑期】 1年のうち,農作業のひまな時期。わが国では一般(いっぱん)に,冬期が農閑(のうかん)期となり,水田単作地帯(たんさくちたい)ではっきりしている。農村から都市への出かせぎはこの時期に多く,近年は農作業の機械(きかい)化と兼業(けんぎょう)化の進展(しんてん)により,出かせぎは長期化する傾向(けいこう)にある。北陸(ほくりく)地方では農閑(のうかん)期を利用(りよう)した副業(ふくぎょう)として,織物(おりもの)業が発達(はったつ)した。 対 農繁期(のうはんき)