のうまくえん【脳膜炎】 脳脊髄膜(のうせきずいまく)の炎症(えんしょう)。髄膜炎菌(ずいまくえんきん)や肺炎双球菌(はいえんそうきゅうきん)・結核菌(けっかくきん)・化のう菌(きん)などによっておこることが多い。副鼻(ふくび)くう炎(えん)や耳の炎症(えんしょう)からも続発(ぞくはつ)する。潜伏(せんぷく)期は約(やく)1週間。冬季(とうき)に多い。とつぜん,頭痛(ずつう)・発熱(はつねつ)・おう吐(と)で始まり,こんすいがくる。反射異常(はんしゃいじょう)がおこり,筋肉(きんにく)の痛(いた)みや頸部(けいぶ)の硬直(こうちょく)がみられる。髄膜炎(ずいまくえん)ともよばれる。髄膜炎菌(ずいまくえんきん)による場合は流行性髄膜炎(せいずいまくえん)である。