のぎまれすけ【乃木希典】 (1849〜1912)明治(めいじ)時代の軍人(ぐんじん)。陸軍大将(りくぐんたいしょう)。長州藩(ちょうしゅうはん)(山口(やまぐち)県)士(し)の子として江戸(えど)に生まれる。ドイツに留学(りゅうがく)し,日清戦争(にっしんせんそう)に旅団(りょだん)長として従軍(じゅうぐん)。日露戦争(にちろせんそう)では第3軍司令官(ぐんしれいかん)として旅順攻撃(リュイシュンこうげき)にあたった。のち学習院長をつとめたが,明治天皇(めいじてんのう)の葬儀(そうぎ)の日,夫人とともに自害(じがい)した。