ノリようしょく【ノリ養殖】 のり(海苔)の原料(げんりょう)となるアサクサノリなどの藻類(そうるい)を育て,その成長(せいちょう)と繁殖(はんしょく)をはかること。9月末(まつ)から10月にかけて,ノリ網(あみ)にノリの胞子(ほうし)をつけて育て,11月末(まつ)から2月にかけて採取(さいしゅ)する。ノリ養殖(ようしょく)は,これまでアサクサノリが中心であったが,近年はスサビノリ,ウシケノリなどが主体となっている。九州の有明(ありあけ)海や,愛知(あいち)県の三河湾(みかわわん)など各地(かくち)で行われる。