ばいすうひれいのほうそく【倍数比例の法則】 「A・Bという2つの元素(げんそ)が化合していくつかの化合物をつくる場合,元素(げんそ)Aの一定量(りょう)と化合する元素(げんそ)Bのそれぞれの質量(しつりょう)のあいだには簡単(かんたん)な整数比(ひ)がなりたつ」という法則(ほうそく)。たとえば,2種(しゅ)の元素(げんそ)をA・Bで表したとき,AB2,AB3という化合物をつくったとすれば,Aの一定量(りょう)に対し,化合しているBの質量(しつりょう)は2:3という簡単(かんたん)な整数比(ひ)になる。◇1803年にドルトンが発表した。