ハイゼンベルク(ウェルナー=カール=) (1901〜1976)ドイツの理論(りろん)物理学者。マトリックス力学を創始(そうし)し,シュレディンガーの波動力学とならんで,量子(りょうし)力学の基礎(きそ)を確立(かくりつ)。不確定性(ふかくていせい)原理を提唱(ていしょう),パウリとの協同(きょうどう)による「場の量子論(りょうしろん)」の確立(かくりつ)など,量子(りょうし)力学研究に指導的役割(しどうてきやくわり)をはたした。◇1932年にノーベル物理学賞(しょう)を受賞(じゅしょう)。