はいたにけんじろう【灰谷健次郎】 (1934〜2006)現代(げんだい)の児童(じどう)文学者。神戸(こうべ)市に生まれる。1974(昭和49)年,17年間にわたる教師(きょうし)生活の体験(たいけん)をもとに児童(じどう)むけ長編小説(ちょうへんしょうせつ)『兎(うさぎ)の目』を発表,作家としての地位(ちい)をかためた。1979年に山本有三(やまもとゆうぞう)記念(きねん)第1回『路傍(ろぼう)の石』文学賞(しょう)を受賞(じゅしょう)。代表作は『太陽の子』『プウ一等あげます』『ろくべえまってろよ』など。