はえなわ【はえ縄】 釣(つ)り針(ばり)を使った漁具(ぎょぐ)の一種(いっしゅ)。海中の適当(てきとう)な深みに長い幹縄(みきなわ)を水平にはり,この幹縄(みきなわ)に数本または30〜40本の枝縄(えだなわ)をしばりつけ,枝縄(えだなわ)の先にえさをつけた釣(つ)り針(ばり)をつける。使う深さによって浮(う)きはえ縄(なわ),底(そこ)はえ縄(なわ)などとよび分けている。浮(う)きはえ縄(なわ)ではマグロやサバ,底(そこ)はえ縄(なわ)ではタラやカレイなどが漁獲(ぎょかく)される。⇒漁法(ぎょほう)