はぎのらん【萩の乱】 1876(明治(めいじ)9)年の前原一誠(まえばらいっせい)らの反政府反乱事件(せいふはんらんじけん)。参議(さんぎ)・兵部大輔(ひょうぶたいふ)の職(しょく)にあった前原(まえばら)は,木戸孝允(きどたかよし)らと対立して辞職(じしょく),郷里(きょうり)の山口(やまぐち)県萩(はぎ)に帰って周辺(しゅうへん)の不平(ふへい)士族(しぞく)を集め,1876年に挙兵(きょへい)したが,政府軍(せいふぐん)によって数日で鎮圧(ちんあつ)され,前原(まえばら)もとらえられて刑死(けいし)した。