バクー カフカス山脈(さんみゃく)の東側(がわ),アゼルバイジャン共和国(きょうわこく)の首都。カスピ海にのぞむ港湾(こうわん)都市で,同国の経済(けいざい)・文化の中心地。9世紀(せいき)ごろからの古い文化都市で,旧市街(きゅうしがい)に12世紀(せいき)の城壁(じょうへき)がのこる。19世紀(せいき)後半にバクー油田が開発されてから工業が発達(はったつ)。機械(きかい)・化学・繊維(せんい)・食品工業がさかん。人口:193万。◇地名はペルシャ語で「風のふく町」の意。