ハクサントリカブト 本州中部地方の日本海側(がわ),多雪地帯(ちたい)に分布(ぶんぷ)する多年草。亜高山帯(あこうざんたい)のダケカンバ林などに生え,8月中旬(ちゅうじゅん)ごろから花をさかせる。猛毒(もうどく)を含(ふく)むが,かつては「草烏頭(そうず)」として漢方薬にも用いられた。最近(さいきん)では遺伝子(いでんし)レベルでの研究も進められ,ミヤマトリカブトとリョウハクトリカブトの間に遺伝子(いでんし)交流があり,ハクサントリカブトは両者の中間種(しゅ)であることがわかった。高さ:約(やく)1m。(被子植物(ひししょくぶつ) キンポウゲ目(もく) キンポウゲ科(か))