はこねのせき【箱根関】 江戸(えど)時代,箱根(はこね)山中芦ノ湖(あしのこ)の南のほとり(神奈川(かながわ)県足柄下郡(あしがらしもぐん)箱根(はこね)町)にあった関所(せきしょ)。1618年,箱根(はこね)宿がもうけられたころに関所(せきしょ)がおかれ,江戸(えど)の防備(ぼうび)のため「入り鉄砲(でっぽう)に出女(でおんな)」をきびしくとりしまった。小田原藩(おだわらはん)(神奈川(かながわ)県)が管理(かんり)し,1869(明治(めいじ)2)年に廃止(はいし)された。コーチ 現在(げんざい),番所の建物(たてもの)が復元(ふくげん)されていて,関所関係(せきしょかんけい)の資料(しりょう)も展示(てんじ)している。