ハシボソガラス ハシブトガラスより小さく,くちばしが細いことが特徴(とくちょう)のカラス。川原や農村に多く,ハシブトガラスと異(こと)なり,大都会や山地の林などではほとんど見られない。地上で,昆虫(こんちゅう)・木や草の実・動物の死体などさまざまなものを食べる。繁殖(はんしょく)期以外(いがい)は群(む)れで行動し,夜は林のねぐらに帰って休む。高い木の上に,枯(か)れ枝(えだ)で皿形の巣(す)をつくり,3〜5個(こ)の卵(たまご)をうむ。全長(ぜんちょう):50cm。留鳥(りゅうちょう)。(鳥類(ちょうるい) スズメ目(もく) カラス科(か))