はしれメロス【走れメロス】 太宰治(だざいおさむ)の短編小説(たんぺんしょうせつ)。1940(昭和(しょうわ)15)年発表。牧人(ぼくじん)メロスと親友のセリヌンティウスの友情(ゆうじょう)をテーマにしている。友情(ゆうじょう)の美しさと尊(とうと)さとを簡潔(かんけつ)で力強く,躍動(やくどう)感あふれる文章でつづった,太宰(だざい)文学の中期の代表作。