パース オーストラリアの南西部,スワン川の河口(かこう)近くにある商工業都市。1829年建設(けんせつ)。内陸(ないりく)部の金鉱(きんこう)の発見と,大陸横断(たいりくおうだん)鉄道の開通(1917年)によって急速に発展(はってん)。広大な農牧業地帯(のうぼくぎょうちたい)と数多い鉱山(こうざん)を後背(こうはい)地とし,それらの産物(さんぶつ)の取り引きや,造船(ぞうせん)・機械(きかい)・化学・繊維(せんい)・食品などの工業が活発である。人口:160万。