パスカルのさんかくけい【パスカルの三角形】 (a +b)n の展開(てんかい)式(しき)の係数を,n = 0,1,2,3,4,5,…の順(じゅん)にもとめて並(なら)べたもの。この配列はパスカルよりもずっと以前から知られていたもので,次のような規則性(きそくせい)をもっている。(1)各行(かくぎょう)の数は中央に関(かん)して左右対称(たいしょう)である。(2)各(かく)数はその左上と右上の2数の和に等しい。