*ハチ【<蜂>】 ハチ目のうち,アリをのぞく昆虫(こんちゅう)の総称(そうしょう)。4枚(まい)の透明(とうめい)な羽をもち,し脈(みゃく)(羽の脈(みゃく))はトンボなどとくらべて単純(たんじゅん)であるが,下等なハバチ類(るい)は羽をたてにおりたたむことができ,昆虫(こんちゅう)の中では進化しているグループである。腹部(ふくぶ)は一般(いっぱん)に胸部(きょうぶ)との境(さかい)で細くくびれる。下等なハバチ・キバチではくびれない。一部はめすの産卵管(さんらんかん)が毒針(どくばり)に変化(へんか)し,防御(ぼうぎょ)・狩(か)りに使う。世界に10万種以上(しゅいじょう)あるといわれる。