はっしんチフス【発<疹>チフス】 シラミによってリケッチアという病原体が媒介(ばいかい)される感染症(かんせんしょう)。はげしい頭痛(ずつう)や高熱(こうねつ)がつづき,やがてわきの下・手足・胴(どう)などに発しんがでる。肺炎(はいえん)や気管支炎(きかんしえん)を併発(へいはつ)することもある。治療(ちりょう)にはオーレオマイシンやクロロマイセチン(ともに商品名)を使う。予防接種(よぼうせっしゅ)もある。