*はっせい【発生】 ある生物が単純(たんじゅん)な状態(じょうたい)から複雑(ふくざつ)な状態(じょうたい)へ変化(へんか)・発展(はってん)することをいう。受精卵(じゅせいらん)が卵割(らんかつ)を開始し,胚(はい)・幼体(ようたい)をへて成体(せいたい)となり死にいたるまでの全過程(かてい)のことで,これを個体(こたい)発生という。このうち胚(はい)が形成(けいせい)されるまでの過程(かてい)を初期(しょき)発生という。◇広い意味では生物が地球上にあらわれてから現在(げんざい)にいたるまでの系統(けいとう)発生をふくめて発生という。