(1947〜 )平成時代の政治家,総理大臣(在任2009〜2010)。東京都生まれ。祖父は鳩山一郎元総理大臣,父威一郎も外務大臣をつとめた政治家。東京大学卒業後,大学助教授をへて1986(昭和61)年,自由民主党の衆議院議員として初当選。1993(平成5)年に自民党を離党し,新党さきがけを結成,その後,旧民主党,民主党を結成,2009(平成21)年に3度目の代表になる。同年8月の衆議院議員選挙での民主党の圧倒的な勝利をうけて,9月,第93代内閣総理大臣に指名された。「友愛」を政治信条として,官僚に依存しない政治,子ども手当創設や暫定税率の廃止などを政権公約(マニフェスト)にかかげたが,就任から約9か月で辞任した。⇒自由民主党⇒新党さきがけ⇒民主党⇒マニフェスト⇒暫定税率