はなもりやすじ【花森安治】 (1911〜1978)昭和時代(しょうわじだい)のジャーナリスト,編集者(へんしゅうしゃ)。兵庫(ひょうご)県に生(う)まれる。東京帝国大学(とうきょうていこくだいがく)(現(げん),東京大学(とうきょうだいがく))卒業(そつぎょう)。第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)中(ちゅう)は大政翼賛会(たいせいよくさんかい)の宣伝部(せんでんぶ)に所属(しょぞく)し,公募作品(こうぼさくひん)から「欲(ほ)しがりません勝(か)つまでは」のスローガンを選(えら)んだ。戦後(せんご)は消費者(しょうひしゃ)の立場(たちば)にたち,大橋鎮子(おおはししずこ)とともに生活雑誌(せいかつざっし)『暮(くら)しの手帖(てちょう)』を創刊(そうかん)し,長(なが)らく編集者(へんしゅうしゃ)を務(つと)めた。