バビロン ユーフラテス河畔(かはん)の古代都市。紀元(きげん)前18世紀(せいき),ハンムラビ王が首都に定めてから発展(はってん)した。ヒッタイトに破壊(はかい)されアッシリアに占領(せんりょう)されたのち,前600年ころ新バビロニア王国が復興(ふっこう)し,『旧約聖書(きゅうやくせいしょ)』がつたえるバベルの塔(とう)や空中庭園をきずき,オリエント世界の中心としてかがやいた。前4世紀(せいき),アレクサンドロス大王に攻(せ)められてからおとろえた。