ニューギニア島の東半部と,ビスマーク諸島・ブーゲンビル島などの島々からなる国。政体は立憲君主制で,元首はイギリス国(女)王。首都ポートモレスビー。大部分が熱帯雨林気候で,コーヒー・カカオ・コプラなどのプランテーションが行われ,キャッサバ・タロイモなども栽培される。ブーゲンビル島では銅を産出。ニューギニア島北東部のオーストラリア信託統治領ニューギニアと,南東部のオーストラリア保護領パプアが合体し,1975年にイギリス連邦の一員として独立。面積:46.3万km2,人口:686万。
国名の由来
旧パプア地方と旧ニューギニア地方との合成語。
国旗の由来
右上の赤は太陽,左下の黒はメラネシアを表す。5つの星は南十字星でこの国が南半球にあることを示し,鳥は親善のシンボル極楽鳥である。