ハムレット イギリスの劇(げき)作家シェークスピアの4大悲劇(ひげき)の1つ。1602年ごろ初演(しょえん)。デンマークの王子ハムレットは父の亡霊(ぼうれい)によって,今は母と結婚(けっこん)して王位(おうい)についているおじクローディアスが父をころしたことを知り,復(ふく)しゅうを決意する。実行までに何度もためらうが,ついに復(ふく)しゅうをとげ,自分も毒刃(どくじん)にたおれて死ぬ。原話は中世伝説(でんせつ)といわれる。