ハーモニカ 口にくわえて吹奏(すいそう)する小型(こがた)のリード楽器(がっき)。音の数だけみぞを刻(きざ)んだ細長い木片(もくへん)またプラスチックに真ちゅうのリードを配列させ,吹(ふ)き吸(す)いによって音階音をだす。種類(しゅるい)に,1枚(まい)のリードでできている単音(たんおん)ハーモニカと2枚(まい)のリードでできている複音(ふくおん)ハーモニカがあり,そのほか各(かく)音を半音あげて演奏(えんそう)できるクロマチックハーモニカや合奏(がっそう)用のソプラノ・アルト・ベース,短調の場合のマイナーハーモニカなど各種(かくしゅ)があり,各調(かくちょう)の全部にわたって移調(いちょう)楽器(がっき)がつくられている。