ハリガネムシ 類線形(るいせんけい)動物 ハリガネムシ目の動物の総称(そうしょう)。幼虫(ようちゅう)は,カマキリ・バッタ・甲虫(こうちゅう)などの昆虫(こんちゅう)の体内に寄生(きせい)し,成熟(せいじゅく)すると宿主(しゅくしゅ)から脱出(だっしゅつ)し,淡水(たんすい)中で生活する。成虫(せいちゅう)は針金状(はりがねじょう)で,前・後端(たん)はやや細くなる。世界中に広く分布(ぶんぷ)し,多数の種類(しゅるい)があるが,そのうちカマキリに寄生(きせい)する種類(しゅるい)がよく知られている。体長(たいちょう):10〜30cm。体径:0.5〜1.0mm。