*パリこうわかいぎ【パリ講和会議】 1919年1月,パリで開かれた第一次世界大戦(たいせん)の講和会議(こうわかいぎ)。パリ平和会議(かいぎ)。戦勝(せんしょう)国(連合(れんごう)国)27か国の代表が,戦後処理(せんごしょり),新しい国際秩序(こくさいちつじょ)について論議(ろんぎ)。アメリカ大統領(だいとうりょう)ウィルソンが提案(ていあん)した14か条(じょう)の原則(げんそく)は,国際連盟(こくさいれんめい)の設立以外(せつりついがい)はあまり生きず,フランスの報復主義(ほうふくしゅぎ)が通り,民族自決(みんぞくじけつ)も不徹底(ふてってい)であった。◇この会議(かいぎ)の結果(けっか),ドイツに対するベルサイユ条約(じょうやく),オーストリアに対するサンジェルマン条約(じょうやく)などがむすばれた。