バルトーク(ベーラ=) (1881〜1945)ハンガリーの作曲家・ピアノ奏者(そうしゃ)。ブダペスト音楽院に在学(ざいがく)中から作曲家・ピアノ奏者(そうしゃ)として注目をあび,卒業(そつぎょう)後は,母校の教師(きょうし)となる。1906年ころから,ハンガリー民謡(みんよう)の調査(ちょうさ)・研究を始めた。この研究を基礎(きそ)に新しいテクニックによる独自(どくじ)の世界を開拓(かいたく),現代(げんだい)音楽の傑作(けっさく)といわれる作品を生みだした。『弦楽器(げんがっき)と打楽器(がっき)とチェレスタのための音楽』『ミクロコスモス』などが有名。