バルフォアせんげん【バルフォア宣言】 第一次世界大戦(たいせん)中の1917年,イギリス外相バルフォアが,パレスチナにユダヤ民族(みんぞく)国家の建設(けんせつ)をみとめることをユダヤ人に約束(やくそく)した宣言(せんげん)。しかし,イギリスは一方では同地域(ちいき)のアラブ人に対しても独立(どくりつ)を支持(しじ)するマクマホン協定(きょうてい)をあたえていたため(1915年),今日につづくパレスチナ問題の原因(げんいん)となった。