＊ハレーすいせい【ハレーすい星】

周期約(しゅうきやく）76年のすい星。ハリーすい星ともいう。軌道(きどう）は細長いだ円で，太陽から最(もっと）も遠いときは約(やく）35天文単位(たんい）の距離(きょり）にあり，海王星の軌道(きどう）の外側(がわ）にある。太陽に最(もっと）も近いときは約(やく）0．58天文単位(たんい）の距離(きょり）にあり，金星の軌道(きどう）の内側(がわ）に入る。太陽に近づくと尾(お）を生じ，地球からも観測(かんそく）される。1910年の出現(しゅつげん）のときには，ひじょうに長い尾(お）が見られた。◇イギリスのハレーが過去(かこ）に何度かあらわれたすい星を調べ，このすい星が同じもので1758年ごろにふたたびあらわれると予言し，ほぼ予言通りにあらわれたことから，この名がついた。

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