はんが【版画】 凹凸(おうとつ)の板に紙や布(ぬの)をあててこすりだした絵画。その板の種類(しゅるい)により,木版(もくはん)・石版(せきばん)・銅板(どうばん)・リノリューム版(ばん)などに分けられる。その歴史(れきし)は古く,中国唐(とう)時代の木版(もくはん)の絵画が現存(げんそん)している。◇最(もっと)も簡単(かんたん)な版画(はんが)は紙版画(はんが)で,紙をすきな型(かた)に切りぬいて,はり重ね,凸凹(でこぼこ)をつけてから絵の具をつけて,馬連(ばれん)などでこすりだす。