ハンガリーぼうどう【ハンガリー暴動】 1956年,ハンガリーでおきた反政府(せいふ)・反ソ連暴動(れんぼうどう)。スターリン批判(ひはん)がつたわるなかで,ハンガリーの首都ブダペストの知識(ちしき)人や学生は,民主(みんしゅ)化要求(ようきゅう)デモを実行。政府(せいふ)が弾圧(だんあつ)したため暴動(ぼうどう)となり,各地(かくち)に広がった。ナジ首相は一党独裁(いっとうどくさい)の廃止(はいし)などを約束(やくそく)したが,ソ連軍(れんぐん)が出動して鎮圧(ちんあつ)し,ナジはのち処刑(しょけい)された。