はんきかん【半規管】 高等動物の内耳に3個(こ)あるドーナツ形の感覚器官(かんかくきかん)で,運動感覚(かんかく)をつかさどるもの。その3個(こ)の半規管(はんきかん)はたがいに直角に配置(はいち)した膜質管状(まくしつかんじょう)の器官(きかん)で,中にリンパを満(み)たしている。魚類以上(るいいじょう)の脊椎(せきつい)動物では3個(こ)あるので,三半規管(さんはんきかん)ともいう。コーチ この働(はたら)きによって,運動や回転などの感覚(かんかく)を立体的(りったいてき)に感じることができる。