はんげしょう【半夏生<暦>】 暦(こよみ)の上での,雑節(ざっせつ)の1つ,七十二候(こう)の1つ。黄経(こうけい)100度の点を太陽が通過(つうか)する日と決められていて,だいたい7月1日か2日にあたる。半夏(はんげ)(サトイモ科の薬用植物カラスビシャク)が生えるころとも,ハンゲショウの葉が白くなるころともいわれる。古くは農家にとっては農作業をしてはいけない,いましめの日とする習俗(しゅうぞく)もあった。