*ばんりのちょうじょう【万里の長城】 中国の北部,ほぼ内モンゴル自治(じち)区との境界(きょうかい)にそってきずかれた城壁(じょうへき)。秦(しん)の始皇帝(しこうてい)が中国統一(とういつ)後,それまで各国(かっこく)でつくっていた長城(ちょうじょう)をつらねて本格的(ほんかくてき)に建設(けんせつ)。現在(げんざい)のものは,明(みん)がモンゴルにそなえて整備(せいび)したもの。コーチ 地図上では二千数百kmだが,2重のところ,枝(えだ)分かれしているところを入れれば全長は5000km(中国里で約(やく)1万里)にも達(たっ)する。