ビカリア 新生代の一時期にさかえた貝。長い塔(とう)形の巻(ま)き貝で,12〜15回まき,角のようなとげが周囲(しゅうい)にある。殻(から)の口の外側(がわ)のくちびるのような部分は厚(あつ)くなり広がっているが,その上方に切れこみがある。熱帯(ねったい)地方の河口付近(かこうふきん)の泥地(でいち)に住んでいたと考えられている。コーチ ビカリアは新生代の示準(しじゅん)化石である。