ひこうせん【飛行船】 空気より軽いヘリウム(初期(しょき)には水素(すいそ))の気体を胴体(どうたい)につめて空中にうかべ,ガソリン機関(きかん)などを動力として飛行(ひこう)する航空機(こうくうき)。19世紀(せいき)の終わりごろ実用化され,1930年代までは輸送(ゆそう)用に用いられたが,現在(げんざい)では広告(こうこく)用など,特殊用途(とくしゅようと)のみに利用(りよう)されている。◇1852年の9月,フランスのジファールが最初(さいしょ)の飛行(ひこう)に成功(せいこう)した。