ひた【日田(大分県の市)】 大分(おおいた)県の北西部にある,観光(かんこう)・商工業都市。周辺(しゅうへん)の山地には江戸(えど)時代から植えられた日本有数のスギの美林(日田(ひた)スギ)があり,これを原料(げんりょう)に製材(せいざい)や,建具(たてぐ)・げた・家具などの木工業がさかん。また,台地では乳牛飼育(にゅうぎゅうしいく)や野菜(やさい)・果樹栽培(かじゅさいばい)がさかんになっている。水郷(すいごう)の日田(ひた)は耶馬日田(やばひた)英彦(ひこ)山国定公園に指定され,史跡(しせき)も多い。小鹿田焼(おんだやき)・日田漆器(ひたしっき)などが特産(とくさん)品。日田温泉(おんせん)・天ヶ瀬(あまがせ)温泉などがある。◇2005(平成(へいせい)17)年3月22日,前津江(まえつえ)村・中津江(なかつえ)村・上津江(かみつえ)村・大山(おおやま)町・天瀬(あまがせ)町が編入(へんにゅう)。人口:7.2万。