ビッグバン 宇宙(うちゅう)の誕生(たんじょう)のころの大爆発(ばくはつ)。火の玉宇宙論(うちゅうろん)ともいう。ハッブルの法則(ほうそく)によると,宇宙(うちゅう)は過去(かこ)には小さい点のようで,超(ちょう)高温・高密度(みつど)の状態(じょうたい)であった。宇宙(うちゅう)はこのような状態(じょうたい)から爆発的(ばくはつてき)に始まり,急激(きゅうげき)に膨張(ぼうちょう)・冷却(れいきゃく)し,その過程(かてい)で種々(しゅじゅ)の元素(げんそ)が合成(ごうせい)されたとする考えで,ガモフがはじめてとなえた。