ヒトゲノム

人間の遺伝情報(いでんじょうほう)の本体。1つの細胞(さいぼう)中の遺伝子(いでんし)の完全(かんぜん)なセットをゲノムといい,ヒトはそれぞれ父母から由来した2セットのゲノムをもっている。ヒトの染色体(せんしょくたい)は細胞(さいぼう)あたり46本あるから,ヒトゲノムとは半数染色体(せんしょくたい)(22本の常染色体(じょうせんしょくたい)と1本の性染色体(せいせんしょくたい))とその中にある遺伝子(いでんし)の総称(そうしょう)で,卵(らん)や精子(せいし)には1つずつ,体細胞(さいぼう)には2つずつ存在(そんざい)する。◇遺伝子(いでんし)は細胞(さいぼう)の核(かく)の中の染色体(せんしょくたい)に存在(そんざい)していて,DNAの中の特定の場所にある。ゲノムの本体はDNAである。DNAは4つの塩基(えんき)からなる,ひも状(じょう)の物質(ぶっしつ)である。約(やく)30億個(おくこ)の塩基(えんき)からなっていて,この配列を読みとる計画が行われて,ヒトゲノムは,2001年に約(やく)3万〜4万個程度(こていど)であることがわかった。

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