ひとじち【人質】 約束(やくそく)をはたす保証(ほしょう)として相手にわたす人間。また,要求(ようきゅう)を通すためにとらえておく相手の人間。日本の戦国(せんごく)時代には,戦国(せんごく)大名が自分の近親者を相手にわたしたり,相手からとらえたりして,同盟関係(どうめいかんけい)をむすぶことがしばしば行われた。江戸幕府(えどばくふ)を開いた徳川家康(とくがわいえやす)は少年時代,人質(ひとじち)生活を送った。