アメリカのボーイング社が開発した中型のジェット旅客機。2011年就航。「こぶりで性能のよい航空機をこまめに飛ばす」という航空各社の要望にこたえて開発された新型機。強度にすぐれた炭素繊維を機体素材に使用し,これまで油圧や空気圧によって作動させていた部分を電動制御に変え,大幅な軽量化に成功。燃費を20%節約し,給油なしでの飛行距離を大きくのばしている。軽量のリチウム電池を搭載した「電動飛行機」ともよばれる。また,機体材料の35%を日本製部品を使用した準国産機ともいわれている。座席数は210〜290,航続距離1万4800〜1万5700km,最高巡航速度マッハ0.85。