ビブラート 「振動(しんどう)する」という意味で,1つの音がわずかな音程(おんてい)で動くこと。声楽や木管楽器(もっかんがっき)などでは,横隔膜(おうかくまく)の上下振動(しんどう)で,弦楽器(げんがっき)では弦(げん)を指でおさえたまま左右に動かして,音をふるわせる。声楽のビブラートは,音高の不安定(ふあんてい)をおぎなうが,多用するとかえって美しさをうしなう。