ヒメギフチョウ 北海道と本州に生息するアゲハチョウ科の昆虫(こんちゅう)。東北・中部地方では分布域(ぶんぷいき)が広いが,その産地(さんち)は局地的(きょくちてき)。年1回の発生で,本州では4〜5月(がつ),北海道では5〜6月(がつ)にあらわれる。風のない好天(こうてん)の日に活動し,カタクリやスミレなどの花におとずれる。おすの胸(むね)と腹(はら)に長い毛が生えているが,めすでは少ない。一般(いっぱん)にギフチョウより小さいことからヒメ(小さいの意)ギフチョウの名がある。開張(かいちょう):45〜55mm。見(み)られる時期(じき):4〜5月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)(東北(とうほく)〜中部地方(ちゅうぶちほう))。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) アゲハチョウ科(か))