ヒメキマダラヒカゲ 北の寒冷(かんれい)地のものは小型(こがた)であるのに対し,あたたかい地方のものは大型(おおがた)で,はっきりしたはん紋(もん)をもつチョウ。5月中旬(ちゅうじゅん)から羽化を始め,9月までに年1〜2回発生する。うす暗い森林のササの上をゆるやかに飛(と)ぶ。ヒヨドリバナやクガイソウのほか,動物のふんなどにもよく集まる。卵(たまご)は食草の葉の裏(うら)に数個(こ)〜数十個(こ)うみつけられる。開張(かいちょう):50〜60mm。見(み)られる時期(じき):7〜10月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)・四国(しこく)・九州(きゅうしゅう)。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))