ひやくじょうこく【飛躍上告】 第1審(しん)の判決(はんけつ)に対し,第2審(しん)をへずに上告(じょうこく)すること。(1)刑事(けいじ)訴訟(そしょう)では第1審(しん)の法律(ほうりつ)・命令(めいれい)・規則(きそく)・処分(しょぶん)を違憲(いけん)とする判断(はんだん)や条例(じょうれい)を違法(いほう)とする判断(はんだん)などを不当(ふとう)とするときに最高裁判所(さいこうさいばんしょ)に直接上告(ちょくせつじょうこく)できる。(2)民事訴訟(みんじそしょう)では当事者の合意を必要(ひつよう)とし,事件(じけん)の事実面で争(あらそ)いがなく,法律(ほうりつ)面に争点(そうてん)がある場合に限定(げんてい)される。◇跳躍上告(ちょうやくじょうこく)ともいう。